クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者

クレヨンしんちゃん映画の中で一番評判が悪いと聞いたので、これは見るしかないと思い、クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者を観たので感想

 

 

クレヨンしんちゃんの中で一番評判が悪いらしいが、思ったよりはだいぶマシだった。悪い所を挙げると、

 

・クソ映画特有の中盤の謎のダンスが一番ダメージがあった

・野原家が合体したシーンが「ころして・・・ころして・・・」のホラーにしか見えなかった

・20分で終わる映画を引き延ばして90分にしただけ

・引き延ばしの内容が薄い

・内容が薄いシーンが説明も脈絡もないが、作画はしっかりとしているので、ちゃんと見れる

・ホラー感を意図した演出がちゃんとホラーとして解釈性のある演出だった(緑の巨人伝よりまし)

・お別れのシーンがあった(人魚大海戦よりまし)

・敵が使った道具が最後にちゃんと説明された(人魚大海戦よりまし)

 

 

 

二ノ国、緑の巨人伝、人魚大海戦という個人的クソアニメ映画御三家と比べることさえ出来ないぐらいまともな映画で、銀翼の魔術師と比べてもずっと面白いレベルだった。

 

 

クレヨンしんちゃんのランキング下位の作品をしばらく吟味するが、これが一番つまらないのならば、ドラえもんと比べるとずいぶんまともな作品群な気がする。

 

改めて気づいたのだが、ドラえもんの緑の巨人伝と人魚大海戦はあまりにひどすぎて、クレヨンしんちゃん、コナン、ポケモン、といったメジャー作品群の映画では全く太刀打ちできないレベルと断言していいだろう。

 

誰でも見るような古参人気アニメ映画の中で、ドラえもん映画のつまらない作品は、他の追随を許さないクソさだと理解できたことが、今回のクレヨンしんちゃん鑑賞で一番良かったことだといえる。