スプラトゥーン3日記その4「S+14まで」

シリーズもの

 

スプラトゥーン3日記その3「S+10まで」 - atmark680の日記

 

スプラトゥーン3日記その2「S+5まで」 - atmark680の日記

 

スプラトゥーン3日記その1「ラクトを持つまで」 - atmark680の日記

 

 

S+10になってからもチャレンジやって、まぁまぁ満足いくところまではできたので、本当にチャレンジはこれでX実装アプデがくるまで程々にするという意思を込めてこれまでのまとめ

 

S+10になってチャレンジをやって驚いたことで、ゲームスピードの上昇がある。

思い返すと、どのゲームも対人でアクション要素があるゲームは、うまくなればなるほど単位時間当たりの行動量が多かったので、最初はめんくらったが、そういうものだろうという割り切りにはすぐ至れた。

 

はっきりいうと、上手い人目線で下手な人を見ると、単位時間あたりの行動量が少ないのだ。

 

ただし、スプラトゥーンは難しいゲームなので、S+0以下だとインクの意味に飛び込まないとか、上を向いて塗るとか、無理をしないとか、注意を切らないとか、そういったスピード感とは別の基本的な思考だけでも勝てる。

 

だが、そういったことをある程度身に着けた人同士で戦うと、単位時間当たりの行動量での強弱が鮮明になっていき、「とにかく無駄なく速く進める」というのを、これまで述べた行動原則と融合して、自分の立ち回りにする必要があると悟った。

 

さて、S+10になってからは、ラクトとスクスロを持っていた。理由は、ラクトは気に入ったブキだからで、スクスロは使っても相手にしても明らかな強いブキなので、これを理解したいと思ったことにある。

 

で、両方とも前にきちんと出る(注目される時間を稼ぐ)ことと行動開封を増やすことも意識したが、勝てはするがすっきり勝てず、またも勝率イマイチ期に入る。

 

そこで再び反省したところ、自分のマッチング帯だと前衛の強さがあまりに勝敗にかかわりすぎていて、

 

ラクト:やはり自分のカバー力が低い

・スクスロ:キル速度が遅いのを補う立ち回りが確立できていない

 

の2つがいまいち要因だと思えた。両方とも練度を上げれば解消できる事柄にも思えたのだが、ブキを1つしか持たないという縛りを持っているわけではないので、スプラシューターに原点回帰することにした。

 

原点回帰といっても元々は遠距離ブキに勝ちづらいからラクトを握ったことに回帰するので、その問題が解消できているかが、スプラシューターを持っていいかの基準となる。

 

今回、自分のマッチング帯域だと長射程が強いことは強いが、あくまで前衛の強さを引き立てるための仕事がメインなので、自分が相手の前衛より強ければ、いくらでも対策の打ち方はあるので、問題ないと判断した。

 

他の問題は、打開のしづらさである。マルミサ一回打てばヤグラやホコやアサリ(特にヤグラ)を止めるのにつなげやすかったラクトと比べ、ウルトラショットのスペックは劣る。

 

そこで、ギアでカムバックを採用することにした。打開が問題となるブキなのだという整理ができていれば自然な採用であろう。

 

まとめると、

 

  • 全ルールステージでスプラシューター
  • ギアはカムバックと対物(前衛対決で52に負けないように)を付けたうえで、イカ速重視。イカニンジャはいらない
  • とにかくたくさんのことをする。一人で全部するまでは責任感を持つ必要がないが、意味のある行動をする時間を増やし、密度を高くする
  • ゲームスピードが速くなっているので、抑えのときにはしっかり前に出る。でないと味方の足を引っ張る
  • 潜伏はまれにしか行わない。なぜなら裏目を引くと無駄な時間となりやすい行動で、密度に注目したときに期待値が低い行動だと考えたからである
  • 密度が高い行動をすると自然と前に出ることが多くなるので、無理しない原則とのかみあいが肌に染みつくように頑張る

 

これらを意識していったところ、S+10の自分のマッチング帯で、スプラシューターなら50%後半は勝てそうという肌感があり、ものすごくやり込むつもりでない人にとっては十分妥協できる圏内の域まではやりこめたと思えたので、一旦の区切りでアウトプットとしてまとめた。

 

ここまでで特に面白かったのは、S+10を境に、前衛の強さが跳ね上がったことである。S+10未満だと短射程は分散が大きい難しいブキだと前にいったが、上手い短射程はもっと早くS+10帯までいっていたので、分散が大きく感じていた可能性もある。

 

S+10が目標:前衛ブキは持たずにラクトのような下限が高いブキでよい

S+10で勝てるのが目標:前衛ブキを持ってとにかく練度を上げろ

 

と、目標によってアドバイス内容が変わることや、「なれる」ことと「なった後にきちんと勝てる」ことが全く次元の違う目標であることの再実感が貴重な体験であった。

 

また、ここまでかなり前衛を持ち上げたが、中後衛ブキが弱いと言っているわけではない。自分のイメージだと前衛は足し算で、中後衛は掛け算であり、

 

前衛の強さを2として、後衛の係数を3とすると、

 

前衛4人:2+2+2+2 = 8 が強さ

前菜3人後衛1人:(2+2+2)*3 = 12 が強さ

 

となり、後者の方が優位となることも多いとは思えている。しかし、固定チームならともかく、野良だと前衛の強さが保証できないので、自分が前衛をやる方が基本的に手っ取り早いという主観である。0になにを掛け算しても0なのである。

 

以上まででスプラトゥーン3日記の第一幕は終わりのつもりで、Xマッチが実装されたらまたやるつもりといったところである。