スプラトゥーン日記その6「基本3原則」

シリーズもの。ちなみにいまS+22。勝率が6割前後で推移してて今までで一番調子がよい。そこで、ここまでのバンカラマッチで得られた知見を、原則として改めてまとめて残しておく

 

また、以下の原則はサーモンランにも当てはまるようにもなるべく一般化をして述べることにする。

 

 

ここまで述べてきた内容も多分に含まれるが、スプラトゥーンには基本的な3原則があると気付いた。内容は初心者にはやや難しいものもあるが、基本的には基本3原則を守っていけば上達していくだろうし、少なくとも概念を覚えるだけでプラスにはなるだろう。

 

 

以下で基本3原則を述べる

 

  1. 無理しない原則
  2. 観察原則
  3. 密度原則

詳しくは個々に見ていく

 

1.無理しない原則

  • すべての原則の長となる最も基本的な原則
  • 無理な行動をしない、行動後になんとかできる/なるかを常にイメージして、手詰まりになる行動は避ける
  • 直感の無理と実際の無理が乖離する事象がしばしば発生し、乖離するときの行動が正しく取れる割合が、中級者以上の「うまさ」とイコールであるといっても過言ではないと思っている。例えば、エリアでラクトと52ガロンが塗りあいをしているとして、52ガロン視点だと、塗りあい = 無理である。なぜなら、塗りあい性能で負けているからだ。そのため、前に出てラクトを倒す = 無理をしない、そのまま塗りあいをする = 無理をする。と、直感の無理と実際の無理が逆転をする。他にも例えば、サーモンランで遠くのタワーやテッキュウを倒すのが直感的には無理気味に覚えたとしても、放置する方が無理を招くといった例が挙げられる。

2.観察原則

  • 観察されたオブジェクトへ絶対何らかの対応をする。以前に述べた「注意切らない原則」のより一般化である
  • 注意切らない原則とは、対人で姿が確認できた相手へ、絶対注意を切らないで、倒すまで執念を切らないことである。日常で例えると、Gを発見して見失ったとする。が、Gが家の中にいるのが確定しているので、見失ったから大丈夫と考えるものはいないだろう。隙間に向けてあぶりだす殺虫剤(ボムに相当する)をうったり、いそうな場所に殺虫剤(塗りであぶりだすのにに相当する)を打つだろう。それと全く同じだと考えて問題ない。オオモノシャケについても基本は同様と考えてよい。
  • より難しいケースとして、複数のオブジェクトが観察された場合がある。この場合は、無理しない原則と融合して判断をすることになり、この判断のうまさもゲーム自体のうまさとイコールといって過言ではないものである。対人だと、短射程を持っているとして、長射程の相手をするのは無理だから、観測できた短射程を、長射程の射程外から倒せるよう工夫をしながらなんとか倒しに行ったりが挙げられる。サーモンランだと、複数のオオモノシャケが観測されたとき、正確な優先付けができるかが対応する

 

3.密度原則

  • 単位時間当たりの行動の密度を上げるという原則。どこまでも上げられて際限がないので、これは原則の遵守とうまさが完全にイコールの原則である
  • サーモンランの方がイメージしやすいのでそちらで述べると、金いくら納品数、小いくら獲得数、オオモシャケ倒した数といった評価指標について、すべてが自分より上のプレイヤーというのを、普通は遭遇したことがあるだろう。そのプレイヤーと自分との差は、単位時間当たりの有効行動数の差、つまり単位時間当たりの有効密度が違うからである。対戦でいうと、塗りポイントもキルもカウント関与もトップのプレイヤーというのもしばしば発生し、複合的な要因があるので断言はできないが、恐らくそのプレイヤーの密度は他のプレイヤーより大きく高いのだろう。
  • 密度原則に則ると、無駄な行動をしないのが第一となる。スーパージャンプはその一例であり、移動時間という無駄を省いて、密度を上げようとしていることとなる。しかし、無理なスーパージャンプは最も大事な無理しない原則に抵触するのでNGとまとめられる。サーモンランでいうと、引き潮でオオモノシャケを引き付けているとき、何もしないのではなく、ボムを投げたり、コンテナ周りを塗って、有効な行動をするという事が挙げられる。バクダンやコウモリが倒せる姿を現すまで、何もせず待ってるなどは言語道断の行動の一つとも言える。
  • とにかく、動け、戦況にかかわる行動をしろ、このゲームは忙しいゲームなんだ。という意識で動くといい。ここは慣れが大きくかかわるとともに、対戦相手や味方のレベルが上がってくると、それに合わせるために強制的に上がる部分なので、思考と実戦の比率でいうと、実戦の比率も高いところである。また、また、負けた/失敗したゲームにおいて、たいていの場合は自分が密度の低い時間というものが存在している。人や運のせいにする前に、自分の密度について復習することが上達の糸口であり、幸い対戦はリプレイデータがあるので、それを自分より上手い人に見てもらうのが有効な上達方法となろう。
  • やる気がある人は、普段からどうすると密度が上がるかを考えて実践すると、成功できたときにとくにやりがいを感じる原則であろう

 

以上がここまでに自分が覚えたスプラトゥーンの基本3原則である。参考になると断言はできないものの、難しくてギブアップする人や、伸び悩んでいるけど理由が言語化できていない層に、届いて役立ったのなら幸いである。

 

書いているわたしもこれらの原則が完全に守れているわけではもちろんないので、原則の遵守をモットーに、これからも頑張ろうという次第である。