ボルテスVレガシーみてきました
くっそつまんなかったんだけど
アニメの1話と2話の内容しかやらなくて、100分の映画になってる上にアニメからカットされてるシーン(冒頭の特訓とか)あって、
30 + 30 > 100
になっている謎に満ちた映画だった。アニメと実写に違いがあるといえさあ。。。
とはいえ悪い所ばかりでなく、新しい歌手だったとはいえボルテスVのうたを日本語できちんと歌う決断をしたところや、要所要所のアレンジ利いたBGM、そして映像。これらは非常に満足がいくものだった。
直接面白いといえる要素ではなかったから感想は面白くないになったとはいえ、体験としては及第点といえる映画だったとフォローしておく
そもそも面白くなかったと思う理由に、ボルテスVは3話からが面白いと思っていて、メンバーの結束の深める様子や凝った戦闘描写が現われるのが3話からなので、総集編にするとしても3話以降もきちんと内容に入れてやるべきだったとは今も思っている。
ただ、感想まとめながら思うところがあって
- リメイク
- 無駄に長い
- 泣きシーンの尺がやたらとっている
- 映像や音楽は進化している
と感想にまとめようとしてデジャヴュがあり、ドラえもんだこれ。となった
要するに、長浜監督の計算された作品作りが現代の人間がリメイクしようとしても再現できなくて、仕方なく感動描写や映像や音楽に比重を置いてその他が悪くなるのに目をつむったのがボルテスVレガシーということで、藤子先生亡き後のドラえもんリメイクの方向性と完全一致なのである
日本とフィリピンで同じことが起きているので、恐らく普遍的な事象なのだろうと思えて、そういう意味でドラえもんで抱いた感想が局所的なものでなく汎用的なものだったと実感できたことが、一番ためになった。
今回得た教訓は、大家が亡くなった後に無理してリメイク作るのはやめよう。ということである。