L'arcシナリオでの因子周回

事前の想定よりやる価値があったので、雑感

 

 

他シナリオに比べてのメリット

  • スタッツが高いので1100に到達が用意
  • スキルptが多い
  • 限定白因子が多く、レース数の割に白因子が多い個体が生まれやすい
  • 凱旋門賞に重賞ボーナスがつく
  • 芝中距離Aにして回れる
  • ボーナスがつくこととスタッツが高いことから、レース勝率が高い
  • 最後の結論から言うとニシノフラワータイキシャトルはこっちでやる方が楽そう

 

デメリット

先に書く結論

  • ニシノフラワーはL'arc。親は距離ダートダート
  • タイキシャトルもL'arcの方が楽そう
  • ダイワスカーレットなどトリプルティアラ路線のキャラをL'arcで周回して汎用因子にするのもあり
  • その他は現状五分五分。手持ち因子がそろっていない場合は、既存因子とのかみあいを考える必要がないので、1週が短いL'arcでよさそう。既存がまぁまぁ以上に強かった場合は、L'arcに合わせる方が手間がかかる場合はやらなくてよさそう

最初は重賞ボーナスが少ないのでわざわざL'arcシナリオでやる意味ないかと思っていたが、よくよく数えると、

  1. ジャパンダートダービー
  2. 菊花賞
  3. マイルチャンピオンシップ

の他はそもそも自身のシナリオで走れないキャラが多い。凱旋門賞に重賞ボーナスがつくので、実質2レースの損と思っていい。

ちなみにトリプルティアラ路線のキャラはクラシック3冠と混ぜると3レース損するので、この時点でL'arcの方がよいことが示唆される。主にニシノフラワーに関わるところだろう。

 

で、2レースの損で、重賞ボーナスの計算回数が

 

  1. 親同士
  2. 親と祖父
  3. 親と祖母
  4. 祖父と祖母

 

なので、親同士以外は2回数えるので、7回分となる。そのため、重賞ボーナスで数えると、L'arcシナリオだと14ほど失うことになる。

 

なので、L'arcで得られる個体と重賞ボーナスとを天秤にかけて、L'arcで走るかどうかを決めることになる。

 

ウマ娘の継承は、サイゲームスの特許の申請資料のままだと、

 

(因子のもともとの発動率) * (1 + (重賞ボーナス) * 定数)

 

の形である。これを持っている因子の数だけ繰り返すので、因子の数を n として、発動率を p とすると、 n * p がその個体の期待発動因子数、つまりその個体の因子という観点から見た「強さ」の概算値となる。これを、因子強度と仮に呼ぶことにする。

 

かなりの概算値であり、赤因子を絶対発動させたい場合などはpが高くないと話にならないので、距離因子がSにならないとやり直しという場合は上の概算よりpの重要性が高くなることには注意しておく。

 

L'arc シナリオで重賞ボーナスがどの程度の割合変化するか考えると、アオハルでのレース合計数との対比すると、

 

アオハル:22

L'arc:20

 

なので、重賞ボーナスの計算にかかる係数が0.1だった場合、

アオハル:16.4

L7arc:15

で、因子の発動確率に1割弱の差がある事になる。

定数が0.01なら

アオハル:2.54

L'arc:2.4

 

で6%ほどの差となる。

 

実際の数値はサイゲームスの匙加減なので特許資料に書いてある数値はおいておいて、だいたい1割弱の差があると仮定して今回は話を進める

 

因子強度の定義式の p が、L'arcは他シナリオより10%弱低くなると仮定すると、因子数nが10%程度多くならないと、L'arcシナリオでの因子周回は因子強度が低いという事になる。

 

しかし、例えば、アオハルで白因子18個 vs L'arcで白因子21個 だと因子強度の式 n * p で対比すると、L'arcの方が強くなる。

 

今回の話題としては、この程度にL'arcで白因子の数が増える(毎回3個程度増える)なら、L'arcの方が効率がいいという話に収束する。

 

あくまで自分の肌感覚だが、L'arcシナリオを選んだことによる白因子の増加数は、約2だと感じている。なので、他シナリオでもL'arcでも因子強度の期待値はほぼ差がないというのが暫定の考えである。

 

それならシナリオが短い方が嬉しいので、L'arcの方がいいという人と、アオハルスキルをとる方がいいという人とで、かなり好みが分かれるところではないだろうか。

 

自分は手持ちの因子を今更L'arc対応の因子にそろえ直すのが面倒なのでやらないが、因子資産があまり充実していないと感じている人は、スピードの面も含めてL'arcシナリオでやる方が良さそうである。

 

最後に、ニシノフラワータイキシャトルについて述べる。

 

この2人は先行の継承固有で出番が多いのだが、中距離をAにしてから回る必要があるので、非常に面倒くさいキャラ達である。

そのため、L'arcシナリオで手軽に中距離をAにできることの恩恵が非常に大きい。

 

特にニシノフラワーについては、中距離をAにする必要があったためにダートレースを捨てる必要があったので、祖父母をダートにしてダート適性を上げて、中距離とダートを両方走れるようになる。

これはニシノフラワーについては実現可能となる初めての快挙であり、重賞ボーナスにして、

  1. 南部杯
  2. ダートチャンピオンシップ
  3. 東京大賞典
  4. 川崎記念
  5. フェビラリー

と5レース増える。減るのが

  1. スプリンター
  2. 秋華賞
  3. マイルチャンピオンシップ

と3つなので、L'arcにすることで重賞ボーナスが増えるのである。

更に見逃せない点で、ニシノフラワーはトリプルティアラ路線なので、既存因子との共存まで出来るL'arcシナリオと最も相性が良いキャラといえる。

 

11月のLOHはちょうどニシノフラワータイキシャトルが親として便利な回なので、汎用因子であるマイルダートダートを両親にしてL'arcを周回してLOH用の使い切り継承個体を用意するのが恐らく効率が良いのではないだろうか

 

タイキシャトルはもともとのダート適性が高いのでニシノフラワーほどではないが、中距離Aにして回るのがかなり面倒なキャラなので、L'arcシナリオの方が手軽であろう。ニシノフラワーと父母を形成することが多いだろうので、凱旋門賞で重賞ボーナスが重なりやすい点もえらい。

 

ニシノフラワータイキシャトルについては、既存の汎用因子との共存も用意なことから、LOHやチャンピオンミーティング用の一回きりの因子継承個体を作る時はL'arcシナリオを利用するのが恐らく良いのではないだろうか。

 

また、ニシノフラワーの因子周回で革命的な出来事が起きたことは、この記事を読んで覚えてほしいこととなる。