因子周回で、URAとアオハルどちらを選ぶかについて、あまりまとめられていないと思ったので、自分の知見のまとめ記事
記事のゴールは、因子周回をどのようなプランを持って構成したか、読んだ人が明快に述べられるようになり、自分の因子周回プランの理由を説明できないということがなくなること
内部要因(因子周回の特徴)
外部要因(競技場やチャンピオンミーティングで要求される要件)
についてみていこう
内部要因
URA
・スピード、スタミナが上がるURAシナリオ因子が着く
アオハル
・パワー、賢さが上がるアオハル因子が着く
・URAよりスタッツが上がりやすい
・URAより様々なスキルヒントがもらいやすい
・アオハルスキルという、スタッツに応じたスキルが手に入る
共通事項
・シナリオ因子は遺伝で取得確率が上がるので、手持ちの個体にURAシナリオ持ちが多ければURAの優位性が上がり、アオハルが多ければアオハルの優位性が上がる
・1100になったスタッツは青3の確率が上がる
未検証だが確度が高いと感じている内容
・アオハル因子は、爆発回数が一定以上ないとクリアしてももらえない
・重賞ボーナスが高い方が、適正上昇やスキル継承が起こりやすい(当たり前のように前提にしているが、明確な検証がされていない項目であることに注意)
外部要因
・チャンピオンミーティングはウマ娘のスタッツよりも、赤因子・適正・スキルによって勝敗が分かれることが多く、よほどサポカや手持ち因子が弱いのではない限りは、シナリオ因子の価値はだいぶ低くなっている
・チャンピオンミーティング用に、赤因子・特定スキルの因子が優良な個体の需要は高まっている
・競技場ではチームスコアに25万キャップが事実上あるため、スタッツ・適正で評価点を上げるより、スキルで評価点を上げる方が合計点が高くなりやすい(はず)。25万未満のチーム編成の場合はその限りでなく、評価点が単に高くするので問題はない。
これらを元に、因子周回のプランを考えよう。
プランは大まかに、
42戦プラン(重賞ボーナス最優先プラン)
35戦プラン(重賞ボーナスを取りつつ最低限の爆発秋数を稼ぐプラン)
28戦プラン(重賞ボーナスは控えめにして1100以上のスタッツも作り、青3の確率を上げるプラン。はっきりいうが28勝は勝利数が少ない)
の3つにわかれる。前提としては、相性ボーナスが高いほど適性や特定のスキルの継承率は上がると予想されるため、
「適正と特定スキルの継承を最優先にするなら42戦プランでよい」
ということである。特に青2で妥協してでも良質な赤因子、スキル因子が欲しい場合はこのプランの優位性が大きい。
URAでシナリオ因子を狙うか、アオハルでスキル因子を稼ぐかは好みの問題だと思われる。
自分の体験上はURAでもサポカ2枚はスキル用に採用する余裕があるので、URAでサポカ2枚をスキル用に確保して周回するのがよいと考えている。
参考までに1月に周回してたわたしの短距離周回は、
水マル 45戦プラン
固定枠:キタサン、たづな、樫本、フクキタル(レンタル)
スキル枠:マンハッタンカフェ、エアグルーブ or カレンちゃん
でやっていた。フクキタルはスタッツ上げに貢献して因子周回の勝率安定に寄与してくれているので利用したが、スタッツとスキルが優秀な別のサポカに変えてもよい
この水マルは45戦レースに出て、適正Bの中長距離が中心であるのに42勝以上は安定していて45勝も珍しくない結果だった。
勝利数第一だとこの程度までは無理なく出来ると思ってもらってよい。
42戦以上のプランは、マイル中距離長距離の3距離すべてが走れないと厳しい。勝率も加味すると、事実上、ミホノブルボン、エルコンドルパサー、オグリキャップ、マルゼンスキー、セイウンスカイぐらいでしか行えないだろう。逃げ適性がないオグリキャップやエルコンドルパサーはそれなりに怪しく、ナリタブライアンやグラスワンダーで距離適性だけ確保しても全然勝てないという実感がある。
遂行できるウマ娘自体が少ないが、このプランで良質なウマ娘が出来るとすべての育成で重賞ボーナスのごり押しで採用できる個体が出来上がる。特に相性が優れているミホノブルボンはウマ娘の影のtier1といえるほどに優秀なので、1人分は確保したいとおもえる。
続いて、35勝プラン、28勝プランの話に移る。
このプランは、アオハル因子が自然と条件を満たすはずなので、アオハルで周回してもよいだろう。特に競技場まで視野に入れるなら、適性がSで評価点を無駄に上げることが少なくなるうえに、多様なスキルが手に入る可能性が上がるので、アオハル周回の方がベターであるといえそうだ。
チャンピオンミーティング用の個体については、スタッツ1100を目指す場合のみ、アオハル周回が合理的であると考える。なぜならチャンピオンミーティングは特定スキルや適性が重要なため、相性ボーナスが重要となるからである。しかし、毎月一回のチャンピオンミーティングを加味して専用の因子周回を長々とやるのに抵抗がある人も多いだろう。
そのため、1100を目指して重賞ボーナスが低いながらも青3の個体を早めに作って育成したいというのは妥当なプランだろうといえる。とはいえ、この育成は、チャンピオンミーティングのたびに因子周回をやり直すということで、いわば汎用因子を作るのとは離れた行動なので、どこかで汎用因子周回もきちんと行って、都度都度因子周回をする手間を低くした方がよいだろうとも考えている。
35勝プランや28勝プランは、基本的に中長距離のウマ娘で行うとよいだろう。出れる中長距離のレースだけ出ていると、自然とそのぐらいになる。
ブルボンやマルゼンスキーでアオハル35勝プランをとるなといっているわけではないが、同一のウマ娘で複数の因子周回をするのは無駄があるようには思えるので、勝利数重視周回とその他ではっきりウマ娘自体を分けた方が効率が上がると考えている。
よって中長距離で35戦程度目指して走るのがおすすめとなる。
28戦プランを視野に入れる場合は、
・スタッツ1100を目指して、スタミナ・パワーのサポカを重視して採用
・アオハル根性をとるためにサポカを根性編成にする
のどちらかを試すことになるが、非常に要求が高い。特に根性はほぼサポカ根性でそめてもアオハル根性がもらえないことがしばしばあり、かなりの苦行だった。
周回するウマ娘の適性にも左右されるが、スタッツ1100は目指しても届かないことが多いので、届かなそうと思ったら無理せず重賞ボーナスを稼ぐ方がよいだろう。
スタッツ1100に届かなくても良質な継承元ウマ娘が発生する確率はあるが、重賞ボーナスが低い場合は良質なウマ娘が発生する確率はない(わたしは20勝以下でURA9のフレンドはどうせ使わないので全部切った)。
ここまで見ていてわかるかもしれないが、アオハルでスタッツや爆発回数と重賞ボーナスすべてを確保した周回をするのは、アドリブでの要求もある程度多く、難易度が高い周回である。URAの42勝プランは出られるレース全部出るだけの簡単な入門向きプランといって過言ではない。
まとめると、
長く使える汎用性がある因子周回がしたい:
ブルボン>ウンス>マルゼンスキー>エルコンドルパサー>オグリキャップで、42戦プラン
また、これは実は一番簡単なプラン
競技場用の周回がしたい:
中長距離走れて相性の良い、黒マック、オペラオー。またはスキルが魅力的なキャラでアオハルで周回。1100目指すかどうかはどちらでもよい。
チャンピオンミーティング用の周回がしたい:
手早く済ませたい場合は、難易度が高いが1100目指すアオハル周回
赤因子の継承確率、特定スキルの継承率を上げたい場合は、汎用性あるURA周回をチャンピオンミーティング用にサポカをいじって行う
となるのではないだろうか
補足1:マイル中距離がかぶっていた場合は、中距離を走るのが因子周回の鉄則である。中長距離を走るウマ娘とマイル中長距離を走るウマ娘で、後者のレースが前者のレースをすべて含む形で因子周回をしていると、重賞ボーナスに無駄のない周回につながることが理由だ
補足2:マイル中距離の2距離のみ走れるウマ娘で周回をするのもよいが、マイル中距離と中距離遠距離のウマ娘の共通する中距離レースがかなり少ないので、2距離組については、マイル中距離組のみ育てる or 中距離長距離組のみ育てる、と割り切った方がいいと考えている