＊この作品はいくつかある悪魔くんのうち、アニメ版悪魔くんの続きです
＞まず普通の感想
悪魔くんを知っていると結構面白くて、知らないと面白いかどうかでいうと普通かなという印象。
面白い作品が世の中には多いので、知っている人でも悪魔くんに結構強い思い入れがなかったら特に見る必要ないかもしれない
おどろおどろしい感じを出して、墓場鬼太郎のようなダークな感じかと思ったら、前作のキャラの活躍も多いし、事件も毒々しくないしで、丸い印象を終始受けた。
そのため、いまいちどこら辺の位置を狙った作品かわかりづらく感じた。
＞水木作品ファンの感想
ものすごく完成されたBLものだ
なにをいいだしているかと思う人もいるだろうので補足すると、鬼太郎・悪魔くんといった水木作品のコアなファン層は女性層で、ショタやショタカップリングについての妄想が人気を支えている。
悪魔くんについては、悪魔くん以上にメフィスト2世のショタとしての完成度がすごかったと自分は思っているのだが、メフィスト2世が大好きだった人にとって、ものすごい完成度のメフィストBLものの作品を出してきたというのが自分の主な感想だ。
その他の使徒がいるとカップリングの邪魔になるからといわんばかりにキャラを最低限にこそぎ落とした潔さがすごい。
更にこの作品で凄いのが、「ショタ父親」という大変レアな概念を具現化しているところである。
悪魔くんから水木BL成分を抽出して作ったような作品で、水木BLが好きな人は絶対見るべきで、BL的に作品を楽しむことが好きな人も見た方がいいという感想を得た。
人によっては令和悪魔くんを出発として、水木BLに目覚めるかもしれないと思える完成度で、コア層をきちんと満足させられているので、十二分によくできた傑作だったといっていいだろう
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ものは見方によってこうも感想が変わるのかという令和悪魔くんの感想である。これを見てみたいと思った人は間違いなく見た方がいいのでおすすめをしておく。
